こんにちわ!アポロンです。
大人になるにつれ、ランバ・ラルが好きになっていきました。ランバ・ラルは35歳で大尉、私はアラフォーのしがないメダカ屋。この差は何だろう・・・。
目次
これから寒くなるけど、メダカは大丈夫?
と、不安に思われている方は多いのではないでしょうか?
私も、はじめての冬越しはドキドキでした!
ということで今回は、冬のメダカ飼育について紹介します。
今回は短くいきますよ!たぶん(笑)
以下の説明は、ヒーター、底砂利なし、エアーポンプなし、フィルターなしの、単純に水槽(容器)に水を入れた状態で飼育した場合の説明です。
屋内飼育の場合
屋内飼育であれば、特に注意する点はないです。屋外飼育と比べて水温の変化はなだらかなので、冬だから、といって特に対応は必要ないです。
それでもなんか注意点をあげて!と言われれば、
冬は乾燥しているため、水量の減りはなかなかです。足し水(水を補充すること)する時は、いったんバケツ等にカルキを抜いた水を溜め、水温をあわせて足し水をしてください。
水温が低いとメダカの活動は落ち着きます。それでも近づくと、餌をちょうだい!とメダカが寄ってくることがありますが、いつも通り餌をあげても少ししか食べず、残った餌が水質を悪化させます。そのため、餌やりは多くても1日1回、確実に食べきれる量をあげることが大事です。メダカが水底でじっとしている場合は、2~3日で1回の餌やりでも大丈夫です。餌はあげすぎより、あげすぎないことの方が重要です。
といったところでしょうか。
屋外飼育の場合
屋外飼育については注意点がいくつかあります。
メダカはおよそ0度から40度の間の水温であれば問題なく飼育できます。
水面が凍っても、水底でじっとして生きていますので安心してください。
水槽(容器)についてですが、水深があるものか、発泡スチロールでの飼育が一番安心できます。
水深が浅い水槽だと、飼育水全体が凍ってしまう可能性があります。いくら水面が凍っても大丈夫!といっても、飼育水全体が凍ってしまうとメダカの命にかかわります。
発泡スチロールでの飼育は冬に限らず、一番お勧めできる商品です。私が年間を通して、いろんな容器でメダカを飼育した中で、
抜群に安定して飼いやすかった容器が発泡スチロールでした。
飼育しやすい一番の理由は、水温の変化がものすごくなだらかだからです。
例えば、夏の暑い時期、冬の寒い時期、同じサイズのガラス製の水槽と発泡スチロールがあります。どちらの水温の変化が激しいと思いますか?
もちろん答えは発泡スチロールです。発泡スチロールの保温性は抜群に優れていますので、飼育に不安な方や初めての方は、発泡スチロールでの飼育をお勧めします。
黒い発泡スチロールもあるので色揚げにも最適ですね。
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次に餌やりですが、そーですねー、飼育地域にもよりますが、私はだいたい12月から2月中旬頃までほとんど餌を与えません。たまにメダカが水面に上がってきて餌を欲しがっていても、暖かい日が続かない限り餌はあげません。
メダカに餌をあげないことに、はじめのうちは抵抗がありましたが、これをぐっと我慢できずいつも通り餌をあげてしまうと・・・、
①冬に全滅した・・・
または、
②せっかく冬越えし暖かくなってきたのに、ぽつぽつお星さまになっていく・・・
ということになってしまいます。
メダカは餌をあげなくても、栄養が必要な時は、水草や植物性プランクトンなどを食べています。
先ほどの①、②のようになる理由について紹介します。
まず結論から、
原因は餌のあげすぎです。
①について、
メダカは冬の水温が低い間はほぼ活動しません。そのため餌もほとんど必要ありません。しかし、いつも通り!と餌をあげていると、残った餌が水質を汚します。また、餌を食べることで糞や尿を出します。これも飼育環境を悪化させます。寒い環境にも耐えている中、水質まで悪化してしまったら・・・、そりゃ、全滅してしまいますね。
②について
餌をやってたけど、冬は越えたんだよ・・・なのに。
これは単純に、メダカが頑張って冬を乗り越えただけです。実際は身体や内臓は寒さや水質悪化によりむしばまれていて、よし!暖かくなったから活動開始だ!と身体の各器官が働きだした途端、機能障害をおこし、餌を食べた拍子にお星さまになったり、うまいこと身体が機能せずお星さまになってしまうことが原因です。
餌をやってないのに『全滅した』、『暖かくなると星になる』という話を聞くことはなく、私も経験したことがありません。
要は、寒さが原因で星になることはほとんどなく、残り餌や、餌を食べることによってメダカが糞や尿をし、それが水質を悪化させ、メダカの身体をむしばむことで星になることが①、②の原因です。
冬の間に星になるか、暖かくなり活動を始めたときに星になるか。
メダカの耐性により、星になる時期がずれているだけで原因は同じと考えます。
もちろん例外はあります。暖冬だったり、天気も良く暖かい日が続けばメダカの活動量によって、食べきれる量の餌をあげることはあります。
私はメダカ屋で、飼育・販売をしています。
3月上旬から順調に卵を産んでもらう必要があるため、2月のだんだんと暖かくなる時期から、極少量の餌を毎日少しづつあげ、メダカの状態を確認しながら、日々の餌の量を増やし3月からの産卵に備えています。
ただこれはあくまで私がメダカ屋で、改良を効率よく行う必要があるためだからです。一般の飼育ではリスクもありますので、冬の飼育やメダカの飼育に慣れるまではそっとしておくことが一番です。
最後に
結局今回もある程度長くなってしまいました・・・。
あれも大事、これも大事、読者さんが困ったらどうしよう、とか考えているうちに長文になってしまいます・・・。
こんなサイトを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
このサイトが少しでも皆さまのお役に立てていれば幸いです。